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GIMP2プラグイン集-FX-Foundryのフィルタを一通り試してみる Photo/Effects (1)

May 20, 2011

Fx Foundryは、GIMPのフィルタとかツールなどのスクリプトの詰め合わせです。 ダウンロードして、アーカイブの中身をscriptsフォルダに 突っ込んでおくだけで使えます。 ただ、あまりにも色々入っていて、どのスクリプトがどうなんだか全くわかりません。私もグラフィック系は門外漢なので、いまいち名前を見てもピンと来ませんし、出てくるパラメータもどう触るとどうなるのかわからんという状況ですので、色々触ってみて、特に難しい知識がなくてもお気軽に画像をそれっぽくナウい感じに加工する方法を探ってみたいと思います。

題材はこれです。

[](http://dotlog.info/wp-content/uploads/base.jpg)なんかケラレちゃってますが、それがまたなんか気に入ってます。 元の写真からちょっとだけ色調整して、すっきりした感じに修正してあります(元はもうちょっとくすんだ感じだった)。

概要

数々の機能のカテゴリとしては下記の通りです。

  • Alpha to Logo
  • Animation
  • Artistic
  • Color
  • Convolution Matrix Presets
  • Distorts
  • Image Effects
  • Layer Effects
  • Light and Shadow
  • Multi-Layer Tools
  • Photo
  • Selection Effects
  • Shapes
  • Toolbox の14カテゴリです。 写真を加工するに当たっては、そのものずばりPhotoがよいんじゃないかと思いますので、まずはそこから攻めてみます。

Photo

この中にもさらに3つのカテゴリがあります。

  • Effects
  • Enhancement
  • Sharpen なんかRPGのスキルやら魔法のジャンルっぽくなってきました。 中身の名前を一通り見る限り、Effectsがいろんなことができそうでよさげです。

Photo/Effects

19個のフィルタがあります。

  1. Bercovich Lomo
  2. Black & White Photo
  3. Cross Light
  4. Cross processing effect
  5. Diffusion filter
  6. Eg Black and White
  7. Eg Duotone Simulation
  8. Eg Infrared Simulation
  9. Film Grain
  10. LOMO effect
  11. Make wonderful
  12. Midnight Sepia
  13. Old Photo
  14. Roy Lichtenstein
  15. Sepia Toning
  16. Simple Duotone
  17. Soft Focus
  18. Tone Mapping
  19. Vintage Film effect

1.Bercovich Lomo(LOMO風に加工)

LOMOっていうのは、ロシアのカメラメーカーのようですね。 そこのカメラで撮ったような感じになるってことでしょうか。

パラメータは、

  • Fringe offset(1 - 10)
  • Boost fringe の2つだけ。なんだかよくわかりませんが、写真の世界のパープルフリンジってやつですかね。紫ががっちゃうあれ。 とりあえずデフォルトでやってみた画像がこれ。

[](http://dotlog.info/wp-content/uploads/bercovich-lomo_default.jpg) なんかけだるい感じですね(笑)

2.Black & White Photo(白黒写真)

  • Darken(0 - 127)
  • Contrast(0 - 127)
  • まだら状(0.0 - 1.0)
  • ピンぼけ
  • Apply on (Copy / Image / Selection) 白黒写真風にしてくれると言うことでしょう。 Darkenは黒っぽさ。 Contrastはそのまんま。 まだら状は数値が大きいとちょっとぼんやりした感じになるのかな? ピンぼけも名前からすると、ぼんやりした感じになると思われ。 Apply onは、フィルタをかける先で、新しい画像にコピーしてかけるか、今の画像にかけるか、選択領域にかけるか の違いですね。

こんな感じになります。 一部分だけくり抜いて、周りを白黒にするとか言うアイデアもありますね。

3. Cross Light

  • Light Length(1 - 255)
  • Start Angle(0 - 360)
  • Number of Lights
  • Threshold (Bigger 1<–>255 Smaller) デフォルトだと、素材の画像の雰囲気のせいか、微妙ですね。

白の部分に光が反射したような効果ですね。

元の画像にこういうレイヤーが乗っかっています。 全体的に暗い画像(夜景とか)を使うときとか、もっとパラメータをゴリゴリやってやると、派手になるんじゃないでしょうか?

 

とりあえず今回はこのくらいで……