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miscellaneous memorandum

ライフゲームのようなもの

September 28, 2011

何をどう思ったのかはよくわからないのですが、突然思い立ってライフゲームのようなものを作っています。

ライフゲーム - Wikipedia

要するに、シミュレーションゲームのようなものです。 ゲームと言っても、一定の条件を与えておいて、あとは眺めているだけなんですが、自分で作ったのが動いているのをみるだけでも結構楽しいもんです。 まあ、それ以前に作ってること自体が楽しみなんですが……

こんな感じのものです。 UIは今のところ特に重要ではないので事務的なものですが、興味が続けばもうちょっと何とかなるでしょう。

ライフゲーム的に内部仕様を説明すると……

  • 要素は、赤系と青系の細胞と、何もないエリア(黒)の3つに分かれます。
  • 赤と青の細胞は敵対しています。
  • 各エリアは、一定の確率でエネルギーを得ます(各エリアの左上の数字)
  • 何もないエリアに30ポイントのエネルギーがたまると、1/2の確率で赤か青の細胞が発生します(発生した細胞のエネルギーは0になります)
  • 赤もしくは青の細胞は、隣接する8つのエリアのエネルギーと比較し、9以上大きい場合、そのエリアに自分のエネルギーをあげようとします。
  • あげようとするエリアが、同系の細胞もしくは、何もないエリアの場合は、自分のエネルギーを1ポイントあげます(自分のエネルギー-1、相手のエネルギー+1)。
  • あげようとするエリアが敵対する細胞だった場合、自分のエネルギーを2ポイント減らして、相手のエネルギーを1ポイント減らします。
  • ポイントがマイナスになると細胞は死んでしまいます(何もないエリアに戻る)。
  • 時々エネルギーの吸収が早くなるエリアが発生します(各エリアの右下に出ている数字がエリアのレベル。何も表示されていないと1)。 という感じのルールになってます。 文章でみると十分ややこしいですね。

外部仕様的に説明してみると…… >

赤軍vs青軍の陣取り合戦が繰り広げられます。
> >
各陣地は一生懸命物資を生産し、その物資を使って
>
> 「周りの味方に供給して自軍を強化」
>
> 「未開地に供給して旗揚げを促す」
>
> 「敵軍を攻撃」
>
> という行動をします。
> >
攻撃によって物資がなくなった場合、未開地に戻ってしまいます。
>
> 時々、鉱脈が発見され物資がざくざく出るエリアがでます。
となります。なんとなくゲームっぽいですね。

たったこれだけのルールですが、ずーっと動かしっぱなしにしていると生きてるみたいに動きます。縦横のマス目を増やすとかなり生き物っぽくなり目が離せなくなりますよ。

最初の内は、自然発生的にプチプチ現れては小競り合いが始まるんですが、だんだんバランスが崩れてきて(というよりランダムで崩れるように作ってある)、ある程度それぞれの細胞にコロニーができてきます。

それぞれが接するようになってくると自然に戦線が形成され、一進一退が繰り広げられます。 画像が止まっているのでわかりませんが、動いているところをみると、戦線近辺は赤と青が、ふぁさー、ふぁさーと波打ちます(エネルギーの強いところは濃く、弱いところは薄く表示されるので)。 戦線から遠い地域はじわじわエネルギーがたまってきて、しっかりした陣地になっていきます。

結末としては、どちらかの陣営が制覇することもありますし、完全に境目が均衡してしまって安定することもあります。均衡する場合でも、ほとんどが大きなコロニーが1個ずつで終わるんですが、ごくごくまれに、1マスだけで耐えきるやつとか出てきます。

もっとルールを設定したり、要素を増やしていくと、いろんな動きが出るのですが、あまり複雑にしすぎると、行動が予想できなくなったり、見せる動きがなぜそうなるのかがわからないと逆につまらなくなります。 もうちょっとゲームとして動かせるようにする場合は、何らか世界観のもとでルールや要素を決めないといけませんね。あと、見栄えも重要です。A4とかのようにクォータービューで表現してやると、それっぽいですね。